僕はこの記事を書いているちょうど5ヶ月前に新卒としてエンジニアになったのですが、よく言われるのが「勉強習慣」についてでした。
「業務外の時間をインプットに使うことが大事」という話は色々なところで耳にしていたのですが、じゃあどうやってインプットすればいいのか。
今回はエンジニアとしての情報の集め方について、先人たちの知恵をまとめてみました。
自分と同じ新人エンジニアの役に少しでも立てれば幸いです。
エンジニアの情報収集方法
インプットの習慣をつける
エンジニアとしての勉強は継続しないと意味がないですね。
そのためには、思い立ったときだけでなく日々継続して新しい情報に触れていく必要があります。
なので、日頃からRSSやSNSなどで技術トピックの最新動向は追うようにします。
以下のようなソースがあります
- 技術ブログ
- はてブ
- Qiita
- Zen
僕はこれらを Feedlyなどリーダーに登録しています。
「毎日見る」みたいな習慣化をさせたいのですが、なかなか定着しないので今は気が向いたら見るようにしています。
ちなみに2021年のレバテックの調査では技術ブログを活用する人が多いようです。
情報のインプット方法に関する質問では「技術ブログ(78.4%)」と回答した人が圧倒的に多く、次いで「書籍(61.2%)」「記者が執筆したIT、テック系の記事を見る(50.0%)」と続きます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000363.000010591.html
計画を建てる
やぱり、ただ単純に「勉強するぞ!」と意気込むだけではなかなかモチベーションも上がらないですし、何を勉強すればいいかわかりません。
せっかく勉強のための時間が確保できても、何を勉強するか考えているうちに時間が過ぎてしまった、、ということは僕もよくあります。
予め今月の学習目標を決めておいて、定期的にKPTなどで振り返るのはよさそうですね。
ちなみに目標の立て方として、「他人が持っているもので自分が身につけたいものを目標にする」とうのが1つあるらしいです。
KPTについて知らない方ははこちらの記事など(外部サイトです)
書籍から学ぶ
昔から知識を体系的に学ぶ方法として技術書を読むというのがあります。
最初に読む書籍としては基礎的なもの、汎用的なものから選ぶと良さそうです。
実務では言語の知識だけでなく、その他のコンピュータサイエンスやネットワークの知識も必要になってきます。
また、読むことそのものは簡単にできて、わかったかどうか理解しづらいので、「まとめ」をつくるのはいいと思います。(下記資料で紹介されていました)
また、最近はよくおすすめ書籍〇〇選のような記事もあるので、チェックしてみて重複している本を読むのも良さそうです。
アウトプットからインプットする
意外とあるのが、この方法。
アウトプットにもいくつかの種類があります。
例えば、なにか自分の作りたいものを作りながらその過程でわからないことを補完していく方法です。
こうすると「勉強しよう」という2次的な(?)動機からでなくて、単純に「作りたい!」とか「気になる!」という純粋な(?)動機からインプットすることになるので、効率が良さそうですし、ちゃんと成果物も重なっていくのでモチベーションにも繋がりますね。
あとは講演会やブログ、あるいはLTなどの発信日を決めてしまって、それに対してインプットを行っていく方法があります。
「やらざるを得ないと行けない状況」を作り出して追い込んでいくスタイルですね。
他人に話す責任から、しっかりと裏付けや細かいところまで調査するので、知っているつもりだった分野に関しても意外と新しい発見があるようです。
感想:手を動かしながら学ぶ
ここまで調べて思ったのは、エンジニアとして勉強を続けていくためにはなによりも「手を動かす」ことが大事なのだということでした。
自分で何かを作りながらわからないことを調べたり、逆になにか新しいことを学んだらそこで終わりにせず学んだことを使って「試して」みる。
こうして手を動かすことをやめないで継続することが大事だと感じました。
若手のみなさん、ぜひ一緒に頑張りましょう!
Happy Hacking!