docker compose stopとdocker compose downは何が違うのか

開発
この記事を書いた人
井上 周

WEBのバックエンドエンジニア。金沢大学大学院→株式会社マイベスト。
最も得意な言語はRuby(Rails)。その他、GoやPython、TypeScriptsを使った開発を行っています。

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いつもわからなくなって、いつも調べて納得したような気持ちになるので、定着のためにまとめます。

docker-compose down

公式サイトより、コマンドの説明です。

Stops containers and removes containers, networks, volumes, and images created by up

https://docs.docker.com/engine/reference/commandline/compose_down/

「upコマンドによって作成されたコンテナを停止し、削除し、ネットワークとボリューム、イメージを削除する」ということですね。

docker-compose stop

一方のdocker-compose stopの方です。

Stops running containers without removing them. They can be started again with docker compose start

https://docs.docker.com/engine/reference/commandline/compose_stop/

「startコマンドによって再起動したコンテナを削除することなく止める」と説明があります。

何が違うのか?

こちらの図がわかりやすかったのでお借りします

スクリーンショット 2019-01-15 16.03.20.png
引用:https://qiita.com/etaroid/items/b1024c7d200a75b992fc

Dockerとは、この画像のようにコンピュータの内部に仮想的なミドルウェア環境を用意する技術です。

スクリーンショット 2019-01-15 17.37.22.png
引用:https://qiita.com/etaroid/items/b1024c7d200a75b992fc

Docker イメージをもとにしてにしてコンテナが作成されます。

この図を見ればもうおわかりかと思いますが、stopコマンドでは作成されたコンテナを削除せず、停止しておくだけなのに対して、downコマンドでは実行環境をすべて削除するということですね。

参考

【図解】Dockerの全体像を理解する -前編- - Qiita
この記事は何かイメージやコンテナなどの基本からdocker-compose、docker-machine, docker swarmなどのDocker周りの様々な概念の全体像を整理して、Dock…

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