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こんにちは!!情報系の学生をしています、あまね(@isaka122)です!
実は、先日「マンチェスター符号」という言葉を見かけました。
僕は初めて聞く言葉だったので戸惑ってしまったのですが、一体どのような意味なのでしょうか?
調べてみたことをまとめています。
マンチェスター符号とは?
一言で説明すると、マンチェスター符号とは伝送路符号の一種で、データが0の時に立ち下がり、1のときに立ち上がるもののことを指します。
とはいえ、これだけではよくわかりませんよね。
詳しく見ていきます。
マンチェスター符号の特徴
マンチェスター符号は大きく以下のつです。
- 伝送路符号である
- 自己クロック信号である
- 周波数が大きい
- クロック回復に役立つ
- イーサネットで使用されている
伝送路符号の1つである
さて、伝送路符号とは何のことでしょうか?
まず、前提として抑えておくことが1つ。
それは「デジタルデータを送る時にはデータを電流や電圧、波に変換する」ということです。
デジタルデータは0と1の並びですが、それを送信しようとすると電圧のHIGH/LOWなどの物理量に変換する必要があります。
そして、伝送路符号とは、その時に使う符号のことなのです。
今回のマンチェスター符号では、データが0の時に立ち下がり、1の時に立ち上がるという値を取ります。
自己クロック信号である
そしてクロックごとにこの符号化を行うため、マンチェスター符号そのものにクロックが含まれることになりますね。
このような信号を自己クロック信号と呼ぶようです。
クロック回復に役立つ
さらに、Wikipediaによると、マンチェスタ符号はクロックレートに正比例する信号電圧の遷移を保証するため、クロックの回復に役立つのだとか。
確かに、自己クロック信号であればクロックを回復することもできますよね。
イーサネットなどで使用される
マンチェスター符号はイーサネットで使用されているみたいです。
まとめ
以上、マンチェスター符号についてまとめてみました。
まだまだすっきりしないところも多いですが、適宜追記等していきたいと思います。